なんだかんだと新生FF14は3周年を迎え11月1日のメンテナンスでパッチ3.45が追加されます。
パッチ3.45ではアニマウェポンの続編と死者の宮殿のB51F～B200Fの追加がされますが、
その前にパッチ3.4で追加されたコンテンツの感想を書いておきたいと思います。
◎新しいトームストーン（聖典）の追加
パッチ3.4では新しいトームストーン聖典が追加され、
装備のアイテムレベルが伝承（ILｖ240）から聖典（ILｖ270）へと引き上げられました。
恒例の「装備を１から集め直してね？」パッチです。
MMORPGの新パッチで今までの装備より上の装備が追加されるのは常ですし
個人的に装備更新は楽しみの１つなのですが、
なんでしょうね？このFF14の装備更新から感じるダルさみたいなのはｗ
折角装備集めたのにまた集めなおしかよ～なんて思ったことなかったのに
FF14で新しいトームストーンが追加されるとまだこなくて良かったのにと思ってしまいます・・・。
聖典装備はタンクジョブのストレスからメインジョブを竜騎士に変更したので
聖典装備をメインの竜騎士に、アレキノーマル装備をサブジョブのタンク＞ヒーラーの順で装備を更新中です。インファイター好きなので竜騎士楽しい！＼(^o^)／
◎アレキサンダー天動編の追加
拡張パッチのエンドレイド「アレキサンダー○○編」もこれで最終章。
起動編・律動編とあまりにも難易度を上げすぎて参加者が激減したため
天動編は難易度を大幅に下げ多くの人に参加してもらおうとしているみたいです。
個人的には難易度が高い低いは問題ではなく
PTメンバーの1ミスで即全滅に繋がる足の引っ張りあい要素はふんだんに盛り込んであるのに
練度が低い人や下手な人をフォローする仕組みが全くないというコンテンツ設計のせいで
エンドレイドの敵はボスモンスターではなくPTメンバーという状況が参加者を減らしているのだと思いますけどねー。
ほとんどのプレイヤーはMMORPGというゲームを純粋に楽しみたい
フレンドプレイヤーと仲良く遊びたいというのが根底にあると思いますので
こういうPTメンバーと喧嘩になりそうな要素盛りだくさんっていうコンテンツはウケが悪いのがあたりまえです。
そう、アレキといえばノーマルモードでの報酬設定も最悪だなと思っていまして、
パッチ3.0～報酬の箱から自分のジョブの装備が出なかった場合の救済策として
複数個溜めると好きな装備と交換することができるトークン（そのコンテンツ専用の擬似通貨）をクリア時に１つ貰える様になったわけですが、ノーマルモードでは装備の直接ドロップはなし装備交換用のトークンが宝箱からドロップするのでロット勝負で奪い合え！（各層で拾えるのは週１個ずつだ！）という設定になっていて、頭・手・足装備ならアイテムは２個、胴・脚装備ならアイテムが４つげっとしないと装備はもらえないという仕様なのです。
せっかくコンテンツクリアしても８人でダイスをふって報酬トークンの奪い合い、
勝ち取っても装備がすく手に入るわけではない（装備一式揃えるのに５週間必要）という
専用トークンが出る前よりも装備が手に入りにくいという状態になっていて
よくこんなプレイヤーを締め付けていがみあわせるようなシステムばかり思いつくもんだと呆れたものです。全てはコンテンツ寿命の延命のため、ですか？
逆に面倒だから行かないって人が身の回りでは増えましたが？
◎クロちゃんの空想手帳
はい、ネガネガと不満ばかり書きましたが、パッチ3.4の目玉コンテンツその１です。
イディルシャイアという街に上のスクリーンショットのNPC（クロちゃん）が追加されました。
この子は両親が行方不明になっている友達を励ますために面白いお話を聞かせてあげたいので
プレイヤーである冒険者に「報酬を支払うから話のネタになるようなことを教えて欲しい」というのです。（実際の報酬はロウェナという成りあがりの女商人が出しているようです）
引き受けると上の手帳を渡されます。（もらえるのは週１回）
手帳に載っているコンテンツに参加するとシールが１つ貰えてランダムで右上のマスに貼られます。
手帳に貼れるのは９つまでで終わった段階でうまくラインが揃えば報酬が貰えるというビンゴのような感じです。（報酬はかなり美味しいものが多いです。）
過去コンテンツへ人を流すためのものだと思いますが、
人数制限解除モードでもコンテンツクリアしたことになるので
CFに人が増えたか？マッチングしやすくなったか？は微妙なところです･･･。
私はFCやLSのメンバーと一緒に○○行こうぜ！と声をかけるきっかけになったと思っていますが、
週のノルマが増えてダルいと感じている人もいるようですね。
◎冒険者小隊
パッチ3.4の目玉コンテンツその２です。
「光の戦士」として活躍しているプレイヤーキャラに憧れてやってきた冒険者たちを部下にして
「冒険者小隊」を組むことができるようになりました。
最初に加入してくれるのは上から３人のNPC（固定の初期メンバー）でLv1からスタートします。
元々あった攻略手帳（IDを５つクリアする！とかミニゲームで100MGP稼ぐ！とか）をクリアすると
このように通常の報酬とは別に「志願兵が現れました！」とメッセージが出ることがあり
それで仲間を増やして訓練や任務でレベルを上げていくという感じです。
今のところリテイナーベンチャーやFCのエアシップボイジャーと大差ないことしかできませんが、
ゆくゆくはIDに小隊員を連れて冒険に出かけられるように制作中とのことなので
シミュレーション好きの私としては人を集めて育てて一緒に戦えるというのは
非常に期待しているコンテンツです。（いつになるかはわかりませんが）
攻略手帳のどの項目を埋めればどの隊員がくるかはある程度決まっているようなので、
お気に入りの小隊員などがある人はまとめてあるサイトを見ながらやるのもいいかも知れません。
（ララフェル小隊や女性オンリーのハーレム小隊を作っている人もいるようです！）
現状での不満点はやってくる小隊員のジョブがバラバラで偏りがちなのに
任務で求められる小隊のステータスはしっかりジョブバランスを整えてないと厳しいものがあるので
隊員のジョブを変えるアイテムは比較的上がりやすいランク2で良かったのではないか？という点と
小隊員が話かけてもセリフ１つない（履歴書を見せてくるだけ）なのはどうなのかなー？という点です。
任務はレベルを上げて物理で殴ればゴリ押しがきくものの
セリフが１つもないエモすらしないというのは
光の戦士に憧れてきてくれたというのに雰囲気が出ないなぁと思いますので
早めに追加してもらいたいですね。
◎女神ソフィアとレイドファインダー
今回の極蛮神はあたりだと思います。
見た目がエロいから！とかではなくて、
難易度がそこそこで誘いやすく場外に落ちても蘇生魔法で復帰できるからです。
ギミックも誰かが１ミスしたら即全滅最初から～！という道連れギミックは殆どなく
ヒーラーが頑張ればある程度フォローが効くというMMOヒーラーの醍醐味もあるのはいいですね。
ソロで参加申請する場合も今回は最初からレイドファインダーに対応しており
前半練習・後半練習・クリア目的・コンプリート済みで目的別に申請できますので
「周回したいのに初心者が来て足ひっぱんてんじゃねーよ！バーカ！」と暴れる人もほぼいないですし
深夜だろうが早朝だろうが「それなりに待てば」コンテンツ参加はできるのがいいですね。
◎総評
エキスパートルーレットやアレキサンダーノーマル、極・ソフィアをプレイした感じ
今までの初見ではギミックがわかりにく過ぎる理不尽すぎるという要素はやや薄らいだ感触で
演出もいつもと見た目がちょっと違う新しい感じがしていて改善されてきたのかな？という印象があります。
メインストーリーのシナリオも専用のシナリオ斑が２つ？できたのもあって
細かいところにつっこみどころはあるものの結構面白いものになってきました（鏡像世界とか闇の戦士の事情とか）
ハロウィンのシーズンイベントも専用IDを用意するなど凝っており
運営にもユーザーの要望を汲み上げる余力がでてきた？（あるいは要望を突っぱねて独自路線をいく余裕がなくなってきた？）のか以前よりは楽しめるものになってきたのでは？と思っています。
公式フォーラムでACTというチートが可能なツールを使用することを擁護するプレイヤーの肩を持ち、しっかりチート対策して欲しいですというプレイヤーの発言を削除するという運営チームとしては前代未聞の対応を見せたFF14開発チームですが、今後も注視しながらプレイしていきたいと思います。
